こんにちは。
株式会社阿万工業です。
4月6日〜4月10日にかけて、JIS溶接講習に参加し、
最終日の4月10日にJIS溶接技能者評価試験を受けてきました。
今回は
A-2FVHO(裏当てあり)および N-2FVH(裏当てなし)
の試験に挑戦しました。
また今回は、当社の従業員だけでなく、
協力会社の方にも参加していただき、合同で講習を行いました。
■ 講習の内容
講習期間中は、
午前に学科、午後に実技という流れで進みました。
午前の学科では、
-
溶接の基礎知識
-
欠陥の発生原因
-
適切な電流や条件設定
などを学び、理論的に理解を深めました。

午後の実技では、実際に溶接を行いながら、
-
アークの長さ
-
溶接スピード
-
姿勢ごとの安定性
といったポイントを確認しました。
学科で理解した内容をそのまま実技で試すことで、
感覚だけでなく再現性のある技術として身につけることができました。
■ 実技で感じたこと

特に今回受験した
N-2FVH(裏当てなし)は難易度が高く、
溶融池のコントロールやルートの管理など、
少しのズレがそのまま品質に影響します。
「できているつもり」では通用せず、
安定して同じ品質を出す難しさを改めて実感しました。
■ 試験当日

試験では、外観だけでなく曲げ試験も行われ、
内部の状態まで確認されます。
見た目が良くても中に欠陥があれば通らないため、
基礎の精度がそのまま結果に出る内容でした。
試験当日は緊張感のある中でしたが、
-
スタートを丁寧に行う
-
一定のリズムを保つ
-
アーク長を安定させる
といった基本を意識しながら取り組みました。

■ 現場品質への取り組み
今回、協力会社の方と合同で講習を行ったことで、
チーム全体で技術レベルを揃えることができました。
また、学科と実技を組み合わせることで、
作業の根拠を理解したうえで施工できるため、
品質のばらつきを抑えることにもつながります。
裏当てあり・なしの両方に対応できることで、
現場条件に応じた柔軟な施工が可能になります。
阿万工業では、こうした取り組みを通じて、
溶接品質の安定と手直しの削減に努めています。
■ 技術教育について
当社では、日々の現場だけでなく、
今回のような講習や資格取得にも積極的に取り組んでいます。
今回の講習のように、
-
理論から学べる環境
-
実際に手を動かして確認できる機会
-
協力会社も含めた実践的な学び
を通して、段階的に技術を身につけていきます。
「見て覚える」だけでなく、
理由まで理解しながら成長できる環境を大切にしています。
■ 最後に
今後も技術の向上を継続し、
より高品質で安定した施工を提供できるよう努めてまいります。
